こんにちは。先日、最近の大学生とお話しできる貴重な日がありました。
私のような一般社会人が現役大学生と話し出来るのはあまりない事です。
あっても新卒の方くらいです。でも新卒の方は会社に気を使い上司に気を使っているので、本音を聞けることはほとんどありません。
その、現役大学生と話しをしていると、とても興味深いことが聞けました。
その方は就職する気がないのです。=ニートということではありません。
すでに、ブロガーとして成功していたり、個人ですでに収益のある子たちだからです。
大学卒業したら一流企業に就職=安泰という方程式ではなかったのです。
もう、トヨタの社長がおっしゃったように、終身雇用は難しい時代です。
わたしのように、すでに34歳でも大企業だと若いほうです。私のような契約社員は会社を人体に例えたらツメくらいのものです。
すぐ切り落とせるし、もし潰れても新しい爪が生えてくるだけです。
大企業ほど体質はすぐには変わらず、頭を挿げ替えるような大胆さもありません。企業のトップが言った囁きが、下々の社員には嵐になることだって頻繁にあります。
年上は知恵の象徴でした。だから厳しい言葉も有り難く聞こえました。
厳しい言葉は、例えばですが、「なにやってるんだ」と50歳が50歳に言った印象と50歳が22歳に言った場合では印象が全くちがいますよね。
いっそ、それなら大学生たちが同じ年の子たちで起業し会社を育てていく方が、どれだけ楽しく企業を育てていけるのだろうかと、羨ましく思いました。
私は、一つの仮想を立てました。もう大企業に就職する必要はありません。
固執する必要もなく、学ぶことも多少はあるでしょうが、企業の秘密や機微以外ネットで調べられるものがほとんどです。
会社の大きな利益とは人件費をどれだけ優秀な人を安く雇うかで儲けています。
親世代が、一流企業に就職しなさいという洗脳はまだ根深いです。徐々にですが、時代と共に解けるものだと思っています。
失敗もたくさんすると思います。でも、それでいいのではないのでしょうか?
我が子も大学を卒業するときには、会社=就職するものではなく
会社=気の合う人と作るもの、育てるものに変わっていてくれたら良いなと心から願っています。