ビジネスやマネー

ネットを使ったビジネスを始める前の心構え

ネットでビジネスと言われると専門的な知識や、技術がいるのではないかといわれるのですが、決してそうではありません

ネットを使わずに一人一人に説明したり良さを伝えることが非効率だと知っているだけで、もうあなたは一つ目の固定概念から解放されています

では、これからそのインターネットのチャンスをつかむためにどうしたら良いのか考えていきましょう

仕事を進める上で、事前の準備がいかに重要かを表した言葉として「段取り八分」という言葉があります

この言葉の意味は「仕事の段取りをしっかりとしておけば、その仕事は8割完了したのも同然」というものです

ネットワークマーケティングにおいても、準備や段取りが重要です

どんなに努力をしても準備や段取りができていないと、せっかくの努力がムダになってしまいます

そこで、次にネットワークマーケティングをスタートする前に、どのような準備や段取りをしておけば、成功への段取りがうまくいくのかについて考えてみましょう

目次

ゴールを決めることで全てがはじまる

まず、ネットワークマーケティングを始める際に準備しなければならないのは、

「何のためにネットワークマーケティングをはじめたのか」

「最終的にどうなりたいのか」

といったゴールを決めることです

例えば、どんなに高性能の自動車のナビを持っていたとしても、目的地を入力しなければ、その機能は宝の持ち腐れになってしまいます

また、どんなに素晴らしい製品や、正しいやり方をサポートしてくれる人がいても、「自分自身がどうなりたいのか」というゴールを決めていなければ何も始められません

ビジネスに取り組む人の中には、ゴールを決めずにビジネスをスタートされる方がいます

そういった人たちの多くは、数ヶ月以内にうまくいかなくなり、最悪の場合、せっかくはじめたビジネスをストップさせてしまうケースがあります

また、ビジネスでつまずいている人の多くが、ゴールを決めずにただ何となくビジネスをしてしまっていることで、進むべき方向を見失ってうまくいかなくなってしまっています

ゴールを決めずにビジネスを始めることを例えると、

「広い太平洋の上でゴールも目的もなく、ただ漂流しているだけの状態」

といえます

そして、このような人は要救助者の遭難者あつかいになります

ビジネスに成功するどころか、遭難してしまっては元も子もありません

ネットワークマーケティングを始める際に、まず真っ先にやらなければいけないことは、ゴールを決めて自分が何のためにネットワークマーケティングをはじめたのかを明確にしておくことです

そして、そのために重要となるのが

「自分の目標や理想の状態をリスト化し、目標、夢リストを作成すること」

なのです

自分の核を作るために目標、夢リストを作る

目標、夢リストとは、叶えたい夢や実現したい目標をリスト化したものです

このリストを作るメリットとしては

・ 頭の中が整理されて、やりたいことが見つかる

・ 同じ夢を持つ仲間がみつかる

・ モチベーションが維持される

など、たくさんのメリットがあります。これらのうち、特に

「頭の中が整理されて、やりたいことがみつかる」

という点は大きなポイントです

「あなたが本当にやりたいことは何ですか」と聞かれて

パッと答えられる人というのは、そんなに多くありません

日々の生活や多忙な仕事で、ついつい忘れてしまっていたり、

本当は興味があるのに、今の環境ではできないものとして、

自分の心にふたをしてしまっていたりするものです

そこで、できる・できないをいったん忘れて、とにかく思いつくままにリストを書き出してみましょう

とくに初めは、書き方にとらわれずに、とにかくたくさんの夢や目標を書き出してみて下さい

すると、自分のやりたいことや興味のあるものがリストから浮かび上がってきます。それをまとめていくと、自分の思いもしなかった興味ある分野や傾向、忘れていた夢が見つけられます

まずは、100個のリストを作ることからはじめてみて下さい。

そうすることで、自分がネットワークビジネスをやるうえでの核ができていきます

ポイントはワクワクしながら作ること

目標や夢とは、自分を走らせてくれるガソリンのようなものです

また、世の中のどんな成功者であっても、やることすべてがうまくいっていたわけではありません

辛いときや苦しいとき、うまくいかないときに、

「いかにして自分で自分に勇気や希望を与えられるか」

「ゴールを見失わずに軌道修正をして、またゴールに向かってすすんでいけるか」

といったことを考えたとき、目標、夢リストは、そんな成功への道を明るく照らす役目を、果たしてくれます

このように、目標、夢リストは、ゴールであると同時に、これからはじまるビジネスを、うまく進めるための必須アイテムです

ぜひ、明るい未来のために、目標、夢リストをワクワクしながら作ってみて下さい

相手を喜ばせるために準備しておくべきネームリスト

ネットワークビジネスにおいて、「目標、夢リスト(自分が達成したい目標や夢をリスト化したもの)」と同じく大切なものに「ネームリストの準備」があります。

それでは、ネームリストについて説明していきます。ネームリストとは、「これからネットワークビジネスを伝えていく上で、誰に伝えていくかを具体的にリストアップしたもの」です。

リストに書いたからといって、必ず伝えなければいけないというわけではありません。まずは、思いつくまま友人や知人をリストアップして、新しく出会った人もリストアップに追加していきましょう。

それではここから、ネームリストの作り方について、より詳しく解説していきます。

ネームリストに対する大いなる誤解

ネットワークビジネスの準備で、このネームリストに対して悪い印象を持っている人が少なからずいます

実は私自身、夢リストはすんなり受け入れられたのですが、ネームリストに関しては引っかかった覚えがあります

悪い印象を持たれる理由としては、

「友人・知人をリストアップするのに抵抗がある」

「友人を金づるのように、見ているようで嫌だ」

「もっと、一人一人大切にしていきたい」

「本来、口コミするのにリストアップなんて必要ない」

など理由はさまざまなものがあげられます

そして実際に多い意見として、

「営業の顧客リストのように手当り次第に声をかけていくのが嫌で、そのために大切な友人や知人をリストアップするのに抵抗がある」

というものがあります

しかし、実際のネームリストは、真逆の目的で作成するものです

つまり、「手当り次第に声をかける必要がないように、大切な友人や知人に喜んでもらえるようにするために必要となる準備」が、ネームリストなのです

手紙を書くような気持ちでネームリストを作る

それでは、「手当り次第に声をかけずに、大切な友人や知人に喜んでもらえるようなネームリスト」とは、どのように作れば良いのでしょうか

まず、ネームリストを作るときには、その人との関係を思い出しながらリストアップしてみます

「あのときは楽しかったな」

「あのときはお世話になったな」

「最近会えていないけれど元気かな」

「仕事の悩みは解決したのかな」

など、たくさんの感情が沸いてくると思います

このときに意識することを例えるなら、

「大好きなあの人にラブレターを書くような気持ち」や、

「お世話になった方に感謝の手紙を書くような気持ち」などです

ネットワークビジネスでは、扱う製品にしても取り組むビジネスにしても、相手の役に立つ手段をお伝えするのが大切なポイントです

つまり、「どれだけ相手のことを想えるか」がこちらの意志を伝える上で非常に重要なのです

イメージしながらリストアップすることの利点

想いをこめてリストアップすることのメリットは、「実際に伝える上でのシミュレーションができるということ」です。

例えば、「あのときは楽しかったな」「あのときはお世話になったな」「最近会えていないけれど元気かな」「仕事の悩みは解決したのかな」などのイメージをしていくと、何がその相手のニーズやメリットで、何がその相手の不満なのかが分かってきます。

逆に、相手のニーズやメリット、不満などの

「伝える上での決定打」が見えてこない場合、

それは、「もう少し相手と話をしたり近況を聞いたりした方がいい」

という合図なのです

つまり、ネームリストをイメージしながら書くことで、実際に本人に伝える前のシミュレーションを行うことができるので、その人が伝えて良い相手か、伝えるにはまだ早い相手かの判断ができるのです

また、ニーズやメリットが見えてこない人であっても、その人のネームリストを書いておくことで「この人には、ネットワークビジネスのどんな点が役に立つのかな」と意識することが大切です

そうすると、思いがけないところで似たような境遇の人の話を聞くなどして、目的の相手に伝えるときに、役に立つイメージが浮かんできたりします

実際に私自身、仲の良い友人に、「何と言って声をかけたらいいのだろう」と悩んでいた頃がありました

そんなときに、たまたま参加したセミナーで、友人と同じ業種の方が前で話されていました

そこで、自分の知り得なかった「その業界の不満」を聞くことができました

後日、その話を友人にすると、同じような不満をもっていることが分かりました

このような形で、セミナーで聞いた「友人がいる業界の悩み」は、友人に声をかけるきっかけになりました

このように、ネームリストを書くことで、目的の相手にネットワークビジネスのことを伝える場合に、事前にシミュレーションができます

また、名前を書いておくことで、それがその人にあった伝え方を探すきっかけになることがあるのです

つまり、ネームリストに想いを込めて書くことで、

一人一人を大切に思う気持ちが増していき、相手のことをきちんと考えて

「相手にとって良き提案になるように」

という意識を持てるようになります

それが結果的に、

「手当り次第に声をかけずに、大切な友人や知人に喜んでもらうための準備」

となるのです

今回述べたように、ネットワークビジネスで成功するためには、さまざまな準備が重要になります

特に、以上に挙げた項目は基本的にお金がかからないものであるため、早めに用意するようにしてください

早坂ちえみ

2010年生まれの男の子の母です。
陶芸、カフェ、健康食品、金融機関を経て、子育ての合間にブログを執筆しています。
子が3歳の時にシンママとして活動。
知識と思い出を共有して日々楽しんでいます。

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