こんにちはちえみです。
エイチエスピー?アルファベットが多くてよくわからないよー!
そんなあなたへ。
今日はHSS型HSPについてお話します
なんだか生きづらい。
しかし、原因はわからない。
そんな人はいませんか?私もずっと悩んでいたのですが、今日この記事を見て
安心してくれる人が居たら幸いです。
まずは、どんなタイプがあるのか確認です
目次
4つのタイプ
1.HSP……内省的で、静かな生活を好む。衝動的ではなく、あまり危険を冒したがらない。 生まれながらに「感受性が強すぎる」特性を持っている人のこと。Highly Sensitive Personの略。
2.HSS……好奇心に満ち、やる気があり、衝動的で、すぐに危険を冒し、飽きっぽい。与えられた状況の繊細なことにあまり気づかないし、興味もない。
High Sensation Seekingの略。
3.非HSP/非HSS……それほど好奇心なく、内省的でもない。あまり物事を考えることなく淡々と生活している。
4.HSS/HSP……移り気である。HSPの敏感さとHSSの衝動性の両方をもつため、神経の高ぶりの最適レベルの範囲が狭い。つまりすぐに圧倒されるけど、同時に飽きっぽい。
新しい経験を求めるが、動揺したくないし、大きな危険は冒したくない。HSS/HSPは、「いつもブレーキとアクセルの両方を踏んでいるような気持ち」です。
HSS/HSPは2つの両極端な二面性を持つ人
HSPとHSSを併せ持った人たちのことです。イメージは繊細で大胆です。
感受性遺伝子である、セロトニン関連、ドーパミン関連の遺伝子変異を両方持ち合わせています。
両方を持っていても生まれ育った環境によってどちらかに傾くこともあります。
HSPとHSS、両方の良い面を持つ一方で、苦手な部分も両方併せ持ちます。
自分自身を理解していないと、二面性を周囲から受け入れてもらえず苦労したり、自分でも自分らしさがよくわからないことに苦悩することがあります。
一言でいえば、複雑な人であり、
この特徴をコントロールすることが出来れば、
状況に応じて一つの極からもう一方の極へと自由自在に移動出来る
素晴らしい能力でもあります。
その素晴らしい能力が開花する養育環境は
例外的と言えるほどの支援を受けた子供時代を送ってきたギフテッドタイプ
(ある特定分野において、他の子供・若者よりも顕著に高い潜在能力を持っている子供・若者のこと)
貧しく、厳しい子供時代を送ってきたサバイバータイプのどちらかという両極端さであり、その中間層にはほとんど見られないと言われています。
開花する為に必ず必要な条件とは自分の人生の手綱を握っているという自分をコントロールできていることです。
バランス良く自身をコントロールできるようになれば、まるで編集者のように冷静な分析力で問題を見つけ、創造性を発揮し、大胆な行動力で実現化するという行為を1人で行え、また人や組織にもその視点を提供できる人となります。
1人の人格の中に大勢の人格が居るようなもの、1人でも賑やかな人、ともいえる人です。
ADHDとASDを両方診断されている方の中には、このHSS/HSPタイプもいると思いますので、違いを確認しておきましょう。
理解されにくい二面性を持つHSP/HSS
刺激に繊細で静かなのが好き(HSP)と
刺激的でスリルや緊張感に溢れているのが好き(HSS)
という、両極端な二面性があるため、
周囲からはアクティブに見えている印象だと思われてしまうことがHSP/HSSの悩みといえます。
公の場面で、好奇心旺盛でHSSな自分を見せている人は、
周囲からも「この人は社交的で活発な人だ」という第一印象がつきやすく、
第一印象に基づいたキャラ付けやコミュニケーション、
仕事・業務の割り振りをされることが多くなります。
しかし、HSPのような繊細や傷つきやすさも併せ持っており、
大丈夫だろうと思って言われた何気ない一言を強く受け取り、
深く傷ついてしまうケースがあります。
とくに男性は、男らしい活発さ(HSS)を見せるものの、
もう一つの内面は男らしさとは相容れない女性らしい繊細さ(HSP)があるために、
そうした二面性を周囲から受け入れてもらえず苦労したり、
自分でも自分らしさがよくわからないことに苦悩することがあります。
一方で、公の場面で落ち着いたHSPな自分を見せている人は、
周囲からも「この人は落ち着いていて真面目な人だ」という第一印象が付きやすいです。
好奇心旺盛な部分や型破りで感情的な面も併せ持っているため
「どんな人かわからない、何をするのか不安だ、何を考えているのかわからない」といった事を思われたり、
安定感や信用性が持たれにくいというケースがあります。
HSS/HSPの特徴
長所
・両極端な長所を同時にもっている
・創造的で1人だが群衆のような人
・感情的であり論理的
・男性的であり女性的
・真面目であり遊び好き
・エネルギッシュでありながら落ち着いている
・賢いが単純
・謙虚に学び自信たっぷりに発表する
・空気を読むことも読まないことも出来る
・ロマンチストでありリアリスト
・これらの特徴を自在にコントロールする器用さを持つことができたら最高
短所
・刺激に圧倒されやすい
・神経がたかぶりやすい
・アレルギー体質など
・凝り性で飽きっぽい
・疲れやすく人より多く休息が必要
・神経の高ぶりの最適レベルの範囲が狭い
・新しい経験は求めるが、動揺する事や危険は冒したくない
・特別な助けが必要であるが「頼られた人が迷惑してしまう」と考えてしまう
・自分で立てた1日の計画に圧倒され疲れて苦しくなりダウンする事もある
・刺激を求める気持ちを抑えられない状況が続くと敏感であるため慢性的に疲れてしまう。
対策
・人の助けを適切に借りる
・新奇追求の力に負けない事が大事である
・自分の最適レベルを知る、手を抜く、休息をとる。
・刺激や移り気の問題には、刺激になるものを近づけない。
・規律的な行動をするという環境面を整えることが必要。
・自己コントロール力を高め、行動を選択できるようになると生き方が柔軟になり豊かになる
・スーパーマンのように、社会の理想型を求めすぎてはいけない。
・周りの人や環境に依存していると、浮き沈みの激しい人生を送るだけになってしまうため、細かい所に気付く力を使い、分析して対応し自主性をもち克服していく。
・ストレス発散が必要である。自分なりのストレス対策をいくつか持つ
・同じタイプの成功者の本などを読み対策する
まとめ
いかがでしたでしょうか?
自分の特性を理解し受け入れることが大切です。
特に自分の不得意な事を受け入れようと無理をしたり、
適切な支援を受けるチャンスを逃してしまう事も。
両極端な性格を同時に持っているので、うまく使いこなすこと、
長所を生かしていく事が必要です。
矛盾する特性を持つ事は珍しく理解されにくい事もあるが、
自分を理解し個性を磨きあげれば素晴らしい人材になる。
多くの人に共感でき、多様な行動が出来る、
色々なカラーに染まることが出来るが、それらを全て自分で選択しコントロールする器用さがある。
「誠実さ」「正直さ」を軸にして、ぶれない価値観をもち、自己コントロール出来るように努力していく。
自主性をもち環境面を整えるには、過剰同調性の克服が必要
過剰同調性から自主性を取り戻すためにすること
・イヤな事はNOと言うこと。
・感情は我慢するか爆発させる二択だけではなく、
誠意をもって丁寧に相手に説明する、芸術に表現したりもできる。
・自分は相手に同化してしまう傾向がある事をわきまえ、
適切な距離を取り、相手の問題と自分の問題をしっかり「区切る」事を意識する。
・「いい人」「いい子」を目指さないこと、バランスの取れた大人を目指す
環境を整える対人関係の考え方
・対等な立場。相手と横の関係をきづくこと。
対等な関係の時のみ、勇気づけられる。
縦の関係 力や支配の関係は精神的な健康を損なう要因になる。
・他者を支配しないで生きる覚悟をする事。誰の課題か分離して考える(立ち入らず、立ち入らせず)
共同の課題にする時には自分で解決出来ない問題だけである。
HSS/HSPタイプは最適な環境下では抜群な能力を発揮できます。
自分で出来るかぎり最適な環境や人間関係をととのえていくこと。
同じタイプの人同士、会えば何となく同類だとわかります。
良い支援で大きく変わるタイプです、その必要性がある場合には助け合うことが大切です。
HSP!自分のトリセツ 共感しすぎて日が暮れて[本/雑誌] / 高野優/著 価格:1320円(税込、送料別) (2020/5/19時点)楽天で購入 |