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海藻はスーパーフード?現代人こそ食べたいオススメの成分

日本で暮らしていると「海苔」や「ワカメ」「ひじき」など身近な食べ物ですね。

アジアの一部やヨーロッパの一部を除いては、海藻を食べる習慣はありません。

海に囲まれた日本では古くから野菜だけでは取りにくいビタミンやカルシウムなどのミネラルを補給するために海藻を食べるようになったと伝えられています。

日本人にとって海藻はミネラルの補給源

海藻に含まれる栄養素として「ヨウ素」があげられます

目次

ヨウ素とは

ヨウ素は体の成長や、新陳代謝を司る甲状腺ホルモンの一つであるチロキシンが正常に働くうえで大切な成分です

そのため、海藻を食べないオーストラリアやイギリスではヨウ素をペーストにして食べたりほかの方法でヨウ素を体に取り入れる必要があります。

海藻は大きく分けて3つのグループに分類されます

テーブルの上のラーメンのボウル

日本では100種類以上の海藻が食べられています

とても種類が多いことに驚かされます

それらは大きく分けて「褐藻類」と「緑藻類」「紅藻類」の3つに分類されます

褐藻類(かっそうるい)

もっとも多く食べられているものが褐藻類でワカメや昆布、ヒジキ、もずく等です

そのほとんどが藻類でクロロフィル(葉緑素)フコキサンチン(褐藻素)と呼ばれる色素を多く含んでいます

緑藻類(りょくそうるい)

緑藻類とよばれるものは天ぷらや汁物、つくだ煮に使われるあおさや、海ブドウもこの仲間です

水深の深い海域に生息しているタイプや池や川などに生息する淡水性もたくさんあります

紅藻類(こうそうるい)

紅藻類は文字通り赤井色素の海藻ですクロロフィルのほかにフィコエリトリンコシアニン(藍藻素)と呼ばれる青色の色素も多く含まれることから赤の他に紫に見えることもあります。のりや寒天の材料になるテングサなどが代表的です

海藻は現代人に不足な食物繊維の宝庫

海藻の成分で特徴的なミネラルやヨウ素の他に豊富な食物繊維があげられます。

生活習慣病などとよく言われていますがそんな現代人にとってとても重要な成分といえます。

海藻に豊富に含まれているのは、水溶性食物繊維です。

特徴としては食後の血糖値の上昇をゆるやかにする、コレルテロールを吸着して体外に排出してくれる、大腸内で発行・分解されビフィズス菌のエサとなり腸内環境を整えてくれるなどのメリットがあります

海外でも、日本食のブームもあって注目されています

昆布や、ワカメ、ひじきなどに含まれるヨウ素は、とりすぎてはいけませんが

食事の中で摂取する量なら、毎日でも問題はありません

お箸で食べる人

ヨウ素を摂りすぎないようにするには

もし、ヨウ素の摂りすぎが気になるようであれば乾物を戻す際によく洗うこと

たっぷりの水に20~30分浸けてヨウ素を流出させましょう

少量でも毎日とることでミネラルや食物繊維などの栄養素が不足しないようにみそ汁に入れたりして摂取しています

わかめ

体内のナトリウムを排出する働きがあるため高血圧の予防や血中コレステロール値を下げる働き

また、カルシウムやミネラルも豊富なため美肌効果が期待できる

のり

海藻を加工したもの

ビタミン、ミネラルが豊富で「海の緑黄色野菜と呼ばれる

こちらもダイエットや美肌のサポートに有効

昆布

フコイダンを多く含み糖質や脂質の吸収を抑えてくれます

旨み成分のグルタミン酸も多く含んでおり料理をおいしくしてくれます

ひじき

カルシウムやマグネシウムを多く含みます

貧血や骨粗鬆症の予防に役立つとされるので女性は積極的に摂りたいですね

もずく

もずくの成分は過熱しても失われないと言われています

ビタミンやフコイダンを多く含みアンチエイジング効果も期待できます

寒天

食物繊維が食品の中でもトップクラスです

腸内の環境を整えるのに適した食物でカロリーも低いためスイーツにも最適ですね

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早坂ちえみ

2010年生まれの男の子の母です。
陶芸、カフェ、健康食品、金融機関を経て、子育ての合間にブログを執筆しています。
子が3歳の時にシンママとして活動。
知識と思い出を共有して日々楽しんでいます。

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