認知症を引き起こす原因のうち、最も多いのがアルツハイマー病です。
アルツハイマー病には特効薬がないため、いかに予防するか、いかに悪化させないかで頭を悩ませている人も多いかと思います。
そんな方に紹介したいの食べ物を見ていきましょう。
日本人には親しみやすい食材で、アルツハイマー病のリスクを下げる効果が期待できるそうです。
目次
アルツハイマーのリスクが下がる食べ物
この食材を取り入れることで、アルツハイマーの原因となる肥満や高血圧、高コレステロール、循環器病、糖尿病を予防できるからだということなので積極的に取り入れていきましょう。
方法は10種類の食品については積極的に取り入れ、5種類の食品についてはできるだけ避けるようにしましょう。
毎日取り入れる食べ物
・緑黄色野菜やその他の野菜
特に緑黄色野菜に豊富に含まれる、ベータカロチンや抗酸化ビタミン(ビタミンCやビタミンEなど)は、認知症の予防に効果的だと言われています。
・ナッツ類
硬いナッツをそのまま食べるのは無理な場合でも、すりつぶしたものやペースト状にしたもの、またはココナッツオイルなどをうまく取り入れるといいでしょう。
・ベリー類
ブルーベリーやクランベリーなどには、ポリフェノールやアントシアニンなどの抗酸化物質が豊富に含まれています。
・豆
日本人がよく食べる大豆のほかに、地中海でよく食べられているひよこ豆を取り入れてみましょう。ひよこ豆はタンパク質やミネラル、ビタミンBやビタミンEが豊富に含まれています。また、大豆よりもカロリーが低いのも魅力です。
・玄米や全粒粉の小麦などの全粒穀物
精製されていない穀物の事です。ホールグレインとも呼ばれています。精製されたものと比べて、ビタミン、ミネラル、食物繊維など、不足しがちな栄養が豊富に含まれていて、食後の血糖値の上昇が緩やかなのが特徴です。
・魚
特にサバやイワシ、サンマなどの青魚には、DHAやEPAが豊富に含まれています。
コレステロールの値を下げ、血液をサラサラにする効果があるため、認知症のリスクを高める生活習慣病の予防や改善が期待できます。
・鶏肉
赤味の肉は避けた方がいいと言われていますが、複数の研究によって鶏肉に含まれるビタミンB群が認知症予防に効果的であることがわかっています。
また、ビタミンB群は赤身の魚にも多く含まれている成分です。
・オリーブオイル
オリーブオイルに豊富に含まれるオレイン酸にも、血液をサラサラにしてくれる作用があります。特にエクストラバージンオイルに、このオレイン酸が豊富だと言われています。また、エクストラバージンオイルに含まれる抗酸化物質オレオカンタールが、脳内に蓄積してアルツハイマー型認知症を引き起こすとされている、βアミロイドを減らす効果があるという報告がされています。
・ワイン
ポリフェノールのためなので、ホップのサプリメントやコーヒー・緑茶などでも代用可能です。
日本人には取り入れやすいものが多いですね。
ただし、一日ワイングラス2杯程度に収めておきましょう。
避けるべき食べ物
赤身の肉
バターやマーガリン
チーズ
パン菓子
スイーツ
揚げ物
ファストフード
一定期間だけ取り入れるのではなく、継続して長く取り入れるのが良いそうです。
アルツハイマー病だけではなく、生活習慣病の予防も期待できそうです。