アンチエイジングや美肌

チーズのメリットとデメリット。

目次

子供からお年寄りまでOK。毎日食べたいチーズの栄養

チーズは生乳から水分を搾って作るので、栄養がたっぷり入っています。

その一方でカロリーが高く太りそうというイメージを持っている方も多いです。しかし、少量で効率よく栄養を摂ることができるチーズの栄養価は人間の身体にとってとてもバランスの取れた食べ物です。

適量をうまく食生活に取り入れれば、美容と健康はもちろん、ダイエットにもつながるといえます。

チーズの栄養は牛乳の10倍

チーズは生乳のタンパク質を凝固させ水分を絞って作りますが、100グラムのチーズを作るのに必要な牛乳は1000ml。

つまり10倍の量の量の栄養素がギュッと凝縮されているのです。

特にナチュラルチーズは「白い肉」という別名があるほど、良質なたんぱく質を含んでいます。

さらに牛乳を飲むとおなかの調子が悪くなる乳糖不耐症の人も、チーズならば問題なく食べることができます。

カルシウムの話

日本人はカルシウムが不足気味と言われています。

特に子供は丈夫な骨を作るために、そしてお年寄りは骨折を防ぐためにカルシウムがたくさん必要なのです。

カルシウムといえば、小魚や牛乳と思われがちですがチーズだってカルシウムが豊富です。

しかも、小魚や牛乳よりも少量で必要な量を摂ることができるので、毎日食べ続けることができます。

特に女性の場合は閉経後女性ホルモンが減少することで、骨からカルシウムが溶け出しやすくなっているため、特に意識してチーズを食べてカルシウムを補給したいものです。

タンパク質ががんに効く事とチーズには良質名タンパク質が

チーズの20~30%を占めるタンパク質は、身体に必要なアミノ酸をバランス良くふくみ、タンパク質のなかの王様とも言われています。

このアミノ酸は肝臓の機能改善や肝臓疾患治療に効果があるともいわれています。

チーズをおつまみにアルコールを飲むと悪酔いしにくいのは、このアミノ酸のおかげなのですね。

また、チーズ中のタンパク質が体内の鉄分と結合し、リンパ球が活性化してガン細胞の増殖を阻止しているという研究結果もあり、チーズはがんの発症を防いでくれる食品ということで改めて注目が集まっています。

さらに、チーズのタンパク質は過敏な塩分を体外に出す働きもあり、高血圧症を予防してくれる効果も期待されているのです。

トロピカルアイスティー、ビスケットとチーズのサイド

脂質はダイエットの敵じゃない?

脂質というと太りやすい、ダイエットの敵というイメージが強いですが、チーズの脂肪は細かい球状になっており、大変燃焼しやすい形をしています。脂質は艶やかな髪や肌を作るのに欠かせない物質。

しかも脂質は腹持ちがいいので、チーズを食べると長い間空腹感を感じずに済みます。ですからダイエット中のおやつにはチーズがぴったりなのです。

ビタミンB2が豊富で疲労回復に効果UP

チーズがダイエットに良いとされるもう一つの理由がこのビタミンB2です。ビタミンB2は脂肪を燃焼させる効果があり、疲労回復にも役立ちます。ダイエット中の人以外にも、最近疲れがたまっているという人はぜひチーズを食べましょう。

ビタミンAで美容にも効果的で風邪予防にもつながる

ビタミンAは緑黄色野菜の中に含まれているイメージがありますが、チーズの脂肪分の中にもこのビタミンAがたっぷりと含まれています。

それは、チーズの原料となるミルクを作っている牛が緑黄色野菜である牧草をたべているからなのですね。

ビタミンAは目に良いといわれているほかに、目やのどの粘膜を丈夫にする働きがあります。ですから寒い冬や乾燥しやすい季節はチーズを積極的に食べて風邪を予防しましょう。

盛り合わせ

野菜と一緒に食べれば、さらに健康的に!

良いことづくめのチーズですが、足りない栄養素もあります。それはビタミンCとDです。そのふたつがたっぷり含まれている野菜や果物と一緒にチーズを食べるといいですね。

野菜とチーズのサンドイッチや、クリームチーズにドライフルーツを練りこんだものなどは、栄養素的にも文句なしです。

また、チーズ入りのドレッシングもお勧めです。使い方はお好みの野菜にかけるだけ。生野菜だけでなく、蒸したりゆでたりいためたりした野菜にかけても美味しくいただけます。

丸い白い大皿に野菜のピザのいくつかのスライス

チーズを食べ過ぎないために知っておきたい1日あたりの摂取量目安


成人1日あたり必要な塩分は男性で8g未満、女性の場合は7g未満になりますが、もしこれを全部チーズで摂取すると70g相当、6Pチーズなら3.5個の摂取が限度になります。

つまり、少量が良さそうですね。

そして、成人1日あたりの脂肪摂取量は50gまで、6Pチーズなら1個半くらいが適量です。

塩分と脂肪の両面から考えれば、成人1日あたり6Pチーズ1個くらいの摂取にしておくのが、健康面で問題が出ない適量となります。

チーズを食べ過ぎると体臭がきつくなる


乳製品のチーズは脂質の割合が高いですが、一方で脂質を燃やすビタミンBも含まれている為に代謝を活発にしてくれます。

ただ、チーズを多く摂りすぎると、脂質が腸内の突起の間に詰まってしまい臭いを発してしまいます。

これがいわゆるチーズ臭で、欧米人が日本人より体臭がきついのは、脂質の摂取量が多いからと言われています。

クンクン、、

臭いを気にする方は、くれぐれもチーズの食べ過ぎに注意しましょう。

早坂ちえみ

2010年生まれの男の子の母です。
陶芸、カフェ、健康食品、金融機関を経て、子育ての合間にブログを執筆しています。
子が3歳の時にシンママとして活動。
知識と思い出を共有して日々楽しんでいます。

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