本当に、一日一日が早くてあっという間に月日が経っているように感じます
みなさんこんにちはちえみです。
年を取るとどんな気持ちになりますか?
不安や心配、さらには恐れさえ抱く人も少なくありません。
それは多くの場合容姿の衰え、体力の減衰、記憶力の低下、慢性疾患などといったイヤな事柄を連想してしまうからです。
とはいえ、年の取り方は人によってずいぶんと異なるものです。
晩年になっても、心身ともに比較的健康な人がいます。
また医療の進歩にともない慢性疾患の治療やコントロールもできるようになりました。
結果としてより長くより健康に生きられる人が増えた国があります。
それでも加齢にともなう問題を経験しているかどうかにかかわらず、ほとんどの人は上手に年を重ねたいとおもっています。
そのために何ができるでしょうか。
上手に年を重ねられるかどうかはある程度その人の態度、意欲、人生の新しい局面に適応する能力にかかっています。
その点で役立つことを簡潔に考えてみましょう。
慎み深くある
知恵は慎みある者たちと共にある。
この慎みあるものとは?
年齢からくる限界を否定も無視もしないで受け入れ、それと上手に付き合うことです。
長生きをすれば、年を取るのは当たり前の事です。
時計の針を元に戻すことはできません。
しかし、慎み深くあるとは、「年をとってできることが減り今さら何ができるだろう」といった具合に、最初からあきらめた態度を取る事では決してありません。
あなたは苦難の日に自分が失望していることを明らかにしたことであなたの力は乏しくなることでしょう。
そうした態度はやる気を削いでしまうものです。
一方、慎み深い人は知恵を働かせて、置かれた状況で最善を尽くします。
車で例えるとこんな感じでしょうか。
「運転中、上り坂に差し掛かったら、ギアをチェンジしてエンストしないようにする」
年をとるにつれて調整が必要になってきます。
家事を行う面で無理をしないようにしたり
比較的ゆったりとした予定に沿って生活したりして
一日の終わりに疲れ切ってしまわないようにします。
年をとることを現実的に受け止めて、
物事を自分のペースで行えるようにすることが大切ですね。
必要な時には仕事の合間などに一息入れます。
座ったり横になったりして
本を読んだり音楽を聴いたりします。
自分の限界を受け入れられるようになっていきます。
バランスを取る
女性も、男性もよく整えられた服装をし、慎みと健全な思いを持って身を飾るべきです。
よく整えられた服装とは、極端ではない品位ある服装の事です。
私もこざっぱりとした清潔な服装を心がけています。
年寄りだから身繕いなんて、、
と言わんばかりのだらしない恰好はしないこと。
時々新しい服を買って気持ちを引き立てるのも良いことですね。
毎日シャワーを浴びて清潔にすることも大切です。
とはいえ、外見ばかりを気にして「健全な思い」を働かせなくなるということは避けなければなりません。
若いころに着ていた服でも、今の自分には適当でない服があります。
年齢と共に似合う服が変わってくるので合わせて整理して買い足していくことが最も良いですね。
積極的な見方をする
年をとるにつれて、若いときに元気で多くを行えたことを思い出し、消極的な気持ちになるかもしれません。
それも無理はありません。
そうした気持ちに飲み込まれないように努めましょう。
過去の事ばかり考えていると毎日が暗くなり、今できることさえ意欲を失ってしまいがちです。
ですから、可能な範囲で新しいことを本で読んだり学んだりする機会に触れることが大切です。
読書をすることで、家に居ながらにして冒険のスリルを楽しんだり、旅行の喜びを味わったりすることが可能です。
新しい言語を学ぶということも刺激的です。
寛大である
自分の時間や持っている物を他の人に分け与えましょう。
達成感や幸福感が味わえます。
身体面では限界がありますが、人を助けるように心がけることで病気や落胆している友人に電話をかけたり手紙を書いたりします。
無理のない範囲でちょっとしたプレゼントをすることもあります。
病気の人の為に食事やデザートを作ったりも良いですね。
寛大さは寛大さを生み、愛を示すと愛が返ってくる。
寛大な人は、温かくて感謝にあふれた雰囲気を醸し出し、人に心地よさを感じさせてくれますね。
人付き合いを楽しむ
独りになりたい時もあるものですが、自分を孤立させたり引きこもったりしないようにしましょう。
友だち付き合いを楽しみ、いろんな年齢の人と付き合うことも楽しいものです。
若い人の側にいると、元気をいっぱいもらえますね、若返ったように気になります。
年上の方と一緒にいると、落ち着きをもらえます。
機会のあるごとに積極的に友人を紹介しお茶や夕食に誘ってみることも気恥ずかしと思われるかもしれませんが良いことですね。
人との付き合いを楽しんでいる人たちは、会話好きです。
とはいえ、会話は話のキャッチボールですから話すだけでなく、聞いてあげましょう。
他の人に個人的な関心を示しましょう。
親切に、敬意をもって接し相手の言うことに耳を傾ければ、その人の考えや好みがわかります。
誰だって聞き上手な人と一緒にいたいと思うものです。
聞き上手な人は、相手に同情や関心を示し、ふさわしいときに褒め、ユーモアのあるセンスがあるからです。
自分の考えを話す時は、常に慈しみのある話し方をするようにしています。
思いやりを示し、励みのある言葉をかけるように心がけましょう。
感謝の気持ちを持つ
助けてもらった時には、気遣いに感謝するようにしましょう。
感謝を表すことは、良い関係を育むのに役立ちます。
優しくされたことや、親切をあたりまえだと思ってしまいがちです。
何にもまして、生きている事自体に感謝をしましょう。
正しい態度と、進んで適応しようとする気持ちがあることで、素敵に年を重ねることができるのではないでしょうか。