子育て

日本のこれから10年の人権を考える

人権は誰もが生まれながらにして持っている、国家権力によっても侵されることのない人間らしく生きる権利である。

こんにちはパム太です。

誰にとっても、身近かつ大切で、日常の思いやりの言葉やひとりひとりの意識によって守られ、守らなくてはいけないものです。

違いを認め合う心を育み、未来へつなげていきませんか?

今日は「人権について」大人でも難しいのですが、今後様々な場面で重要になってきますので、自分も知識としてほしくて勉強中です。

子育て、教育、プライベート、ビジネス、企業、宗教、政治と様々な場面でかならず関わってくるテーマです。

必ずです

政治的な言葉に聞こえますが、もっと身近な人権について書いていきます。

目次

人権とは何か?子どもに伝えてあげたい3つの権利

人権とは?を考えるとき、次の3つ権利を考えましょう。

  • 安心
  • 自信
  • 自由

人権とはこの3つです。

例として、小学校の子ども二人をモデルとして考えてみましょう。

クロ吉「パム太くん、待ってたよ、おはよう」
パム太「おはよ…」
クロ吉 「悪いんだけどこれから僕のランドセル、持って帰ってくれない?いいよね?」
パム太 「え…でも…」
クロ吉 「いいよね??はい、ランドセル」
パム太 「え?」
クロ吉 「これからはいつもここで待ってるから!いこう」

こんな風景を想像できる方いませんか?私もまったく同じではありませんが、似たような経験があります。

このように侵害されると「人権侵害」になります。

「あんしん」の権利、「じしん」の権利、「じゆう」の権利を奪うのが人権侵害

。 ちなみに「自由の権利」とは好き勝手することではありません。

「自由の権利」とは「選ぶ権利」です。

パム太くんにとってここに「安心」はあるか?というと、ありませんし、 「自信」はあるか?というと、それもないです。

「自由」は?これもない。

パム太くんは、この3つの権利を取り戻すにはどうしたらいいのでしょうか? 「安心」「自信」「自由」を取り戻すための3つの道具が紹介します。

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人権を取り戻すための3つの道具

人権を取り戻すための3つの道具とは

  • 断る
  • 逃げる
  • 相談

この3つです。この人権を取り戻すための3つの道具を○○くんに渡すときは、

パム太くん、『いやだ』って言えばいいでしょ?そんな時は『いやだ』って言いなさい!

と強く伝えるのではなく、

パム太くん、『いやだ』って言ってもいいんだよ?

と柔らかく伝えることです。

「自信」「自由」の権利を奪われている状況ですから、なかなか思っていることを言い出せないのを察してあげましょう。

パム太くんは

『いやだ』って言え。

といわれて、それでもいやだと言えない自分を責めてしまうかもしれません。

「そうか…いやだって言えない自分が悪いんだ」

それなら、「いやだ」と言えるなら言ってもいいんだよ、と伝える。

さらに同じように、

「逃げてもいいんだよ」と伝える。

その場所にまた行かなくてもいいとも伝えましょう。

でも、仕返しが恐くて『いやだ』も『逃げる』もできない。

そんなときは『相談』するんだよ、と伝える。

友だちでもいい。大人でもいい。 「安心」「自信」「自由」を奪われて困ってしまって、「いやだ」も「逃げる」もできないとき、必ず「相談」だけはしてね。

そう、伝えましょう。

この相談相手が未熟な教師だったらと思うとすごく心が痛みます、、、

人権?権利を教えるなら義務もあるの?

「権利には義務が伴うでしょ?子どもに権利を教えるなら義務も教えてほしい」

人権に義務はともないません。

「安心」の権利

「自信」の権利

「自由」の権利

これらは生きていく上で必要な権利で、命にくっついているもの。

だから義務はともなわない…のだそうです。

「人権と人権がぶつかり合うような場面もあるんじゃないか??」

そうかもしれないですよね。でも、そんなときももしかしたら「相談」で、お互いの人権を侵害しない方法があるかもしれない。

ましてや、こっちが大人で向こうが子どもなら、子どもの人権を守るのは大人の役目です。

自分の言葉で、子どもの「安心」「自信」「自由」を奪ってませんか?

「しつけです」なんて言って子どもの発言を妨げていませんか。

比べる、干渉、体罰、暴力により「安心」「自信」「自由」の権利が侵害され、切なさ、悲しさ、淋しさ、復讐心を抱えこんでしまうでしょう。

子どもは怒り・無表情のマスクをかぶるようになって、他人をいじめ、万引き、放火、暴力、リストカット、自殺と負のスパイラルに陥ってしまうかもしれません。

日本の体育会系もオリンピックを目前にしてガタガタと崩れている競技組織もたくさんありますよね。

パワーハラスメントや人権侵害に該当していませんか?

「いじめ」を苦に自殺,親の養育放棄で乳幼児が衰弱死,体罰で中学生が重傷,児童ポルノをインターネットで販売した男性を逮捕…。

子どもが被害者である報道の一部ですが,

このように痛ましい事案があとを絶ちません。

子どもも一人の人間として最大限に尊重され,守られなければなりません。

あなた自身の「安心」「自信」「自由」の権利は守られていますか?

使いましょう、「相談」という武器を。

自由権は「国家からの自由」ともいわれる。

政治的にも宗教的にも影響されず生きていくことが大切です。

言われて嫌だったなと思うことは心の中に貯めてはいけません。

かならず3つの武器を使ってあなたを守ることが大切です。

早坂ちえみ

2010年生まれの男の子の母です。
陶芸、カフェ、健康食品、金融機関を経て、子育ての合間にブログを執筆しています。
子が3歳の時にシンママとして活動。
知識と思い出を共有して日々楽しんでいます。

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