みなさんこんにちはパム太です。
昨日御朱印帳に新たに御朱印を頂いたので、私の数珠の手入れをしようと今日手に取って眺めています。
特別手入れといっても、なにかクリスタルにかけるとか、特別な水で清めるとかそういったことはしていません。
丁寧に、ご先祖様を思い出しながら拭いています。
私は、一番可愛がってくれた祖父が亡くなった時に、葬式には参加しませんでした。外孫ということもありましたが、本当に祖父との思い出が多く、葬儀に参加したときに供養どころか泣いてばかりで邪魔になると思ってしまったからです。
また、内孫の子もいるので、その子に対しても申し訳ないと思い、参加をせず香典を送りました。
祖父との思い出の一部をここに書き留めておきたいと思います。
祖父には一切怒られたことはありません。ストーブで火傷をしても、アルコールで消毒してくれたり、川に落ちそうになっても、落ちないように策を作ればいいと、怒るのではなくそうならないように工夫してくれる人でした。
この草や花は食べられる、これは毒があるから気を付けなさいと山の事もなんでも知っていました。
祖父は農業をしていましたので、近所の手伝いや、家の畑仕事のあとに私が幼少期にカタツムリを葉っぱにくるんで持って帰ってきてくれたり、命に感謝し、鳥や蛇もさばける猟師みたいな祖父でした。
普通はニワトリを子どもの前でさばくなんて非常識だ虐待だなんて注意されそうですが、肉から、骨から、内臓から、一切無駄にはしませんでした。
私はそれをみて、命に感謝しようと祖父から学ばせて頂きました。
今となってはとても貴重な体験をさせてくれたととても感謝しています。
眠れない時は祖父母と一緒に眠るととても安らぎよく眠れました。
私も成人し親になり、祖父が亡くなった時に、葬儀に参加しない代わりに
一つの数珠を買い、自宅で線香をあげ拝みました。
数珠は「珠数」「寿珠」などとも書き、広く普及している法具です。
仏教のお経や念仏を唱える際、その回数を数える為に使われることから、念珠とも呼ばれます。
数珠を持ち心を込めて手を合わせることで、仏と繋がり、煩悩が消え功徳を得ると言われています。
数珠は持ち主から厄を除けるお守りであり、仏との縁を示す唯一の仏具です。
葬儀や法事に参列する際は、お数珠を持つことが、参席する際のマナーとされています。
社会人にとっては、服装も大事ですが数珠を共に持っていくと良いでしょう。
目次
数珠・念珠とは
数珠はいつも手にかけているとお守りになるといわれています。
お念珠の輪に手を通すことで、仏、菩薩の世界とあなたを結ぶ掛け橋となってくれる、仏具(法具)です。大切にしましょう。
数珠を持つ事で、持ち主の身を守る冥加(みょうが:神仏のたすけ、おかげ)を得るとされています。自分だけのお守りとして大切に扱ってください。
数珠の貸し借りについて
数珠は持ち主と御仏を結ぶ縁をもたらすとされています。
また、数珠を使うことで、持ち主の念が移ります。いわば、お数珠は持ち主の分身ですので、あまり貸し借りするのは控えましょう。
本来は、人間の煩悩の数(108つ)と同じ数の玉を繋いだものですので、それを繋いでいる紐が切れるという事は、悪因縁が切れた現れとされています。
もしも紐が切れてしまったら、そこを人生の一つの節目として、新調される方も多くいるようで、古いお数珠はお焚き上げ供養に出すこともできるようです。
もちろん修理も可能みたいですので、購入したお店などに問い合わせてみましょう。
また、素手で礼拝することは仏様を鷲づかみする行為と同じですので、
数珠の輪の中に手を通して礼拝しましょう。
浄土の世界と繋がるとされています。