こんにちはパム太です。スイカやめられません。スーパーで売っている時期は毎日のように買ってかえります。ゴクゴク。
そう食べ物ではなく飲み物感覚です。美味しい、、冬場はほとんど出回らないか、あっても高いので夏場にたくさん食べています(食べすぎは下痢注意)
目次
スイカとは
- 効果:むくみ 尿道炎 ぼうこう炎 高血圧 たん 口内炎
スイカの歴史は古く紀元前5000年にはすでに南アフリカで栽培されており、3000年前のエジプトでも栽培が行われていた壁画が残っているそうです。
ただし、古代エジプトの頃や平安時代のスイカは、今のミドリのボディーにしましまの姿ではありませんでした。
カタチもさまざまで、緑の地に黒いしま模様があるのではなく、真っ黒で果肉の赤いという姿の果物だったのです。今のスイカのイメージからかんがえるとおどろきですね。
江戸時代の人はその見た目が気持ち悪くて好まなかったようです。
中国では、西から伝えられたウリということで、「西瓜」と呼ばれるようになりました。
スイカの旬は7~8月です。私は9月でも食べています。
成分は95%が水分ということで、水分補給としても有効で飲み物のように食べているとい表現は間違いではなさそうです。
スイカの主な栄養成分100gあたり(皮含みません)
- エネルギー 31 kcal
- タンパク質 0.7 g
- 炭水化物 8.0 g
- 食物繊維 0.3 g
- ビタミン A (カロチン) 380μg
- ビタミン B1 0.03 mg
- ビタミン B2 0.03 mg
- ナイアシン 0.2 mg
- ビタミンC 6 mg
- カリウム 120 mg
- マグネシウム 9 mg
食物繊維は少ないですね。皮に多いのかな?
スイカの栄養効能効果
栄養的には水分ばかりですが、意外に多くの栄養成分をバランスよく含んでいます。
ビタミンA、B2、Cのほか、カルシウム、リン、鉄、カリウムなどのミネラル、グルタミン酸やアルギニン、シトルリン、リコピンなどを含んでいます。
また、スイカの果汁を煮詰めて凝縮させたすいか糖というものがあり、喉の痛みをやわらげたり、痰を切る働きがあるとされています。
冬にスイカが売ってればいいのになぁ、、
カリウムやシトルリンは利尿作用が高いので、むくみや二日酔いに効果的で、高血圧予防にも効果が期待されています。
酒飲みのそこのあなた!(私です)
酒と一緒にスイカを食べよう!
スイカの赤色はリコピンで、がん予防や老化防止の効果が期待されています。
特に、リコピンを含む食品には、前立腺がんを予防する効果があるようです。トマトなんかもあげられますね。
また、漢方では、スイカの皮が利尿作用や暑さしのぎの薬の材料としても使用されています。
スイカってすごいですね、、
スイカでむくみ解消
スイカは昔から腎臓病に効果があると知られてきました。
これはスイカに体のむくみを取り除く利尿作用があるからです。
むくみは腎臓病だけでなく、心臓病や高血圧からくる場合があります。
また、妊婦や水分の摂りすぎ、偏った食事などが原因でむくみを生じることがあります。
私が妊婦の時、むくみで手持ちの靴が全く入らなくなったことがあります。
あの時の自分にスイカを食べろと言いたい。
スイカには体内の水分を排泄する作用があるのでむくみには大きな効果を発揮します。
利尿効果を高めるなら、すいか糖を作ることをオススメします。
スイカを煮詰めて作るのですが、手間がかかっているぶん効果は期待できます。
スイカの種も効果あり?
スイカの種は、漢方では強壮、止血、のどの痛みなどに効果のある薬として用いられています。
すいか糖を作る際、果肉だけではなく、種も捨てずに一緒に入れて作ると良いでしょう。
種の周りについた繊維を取り除き、これを果肉と共に鍋で煮つめ、水分が1/3程度になったら種だけ取り出し、残りをさらに煮つめて作ります。
このすいか糖は、腎炎や妊娠のむくみばかりでなく、尿道炎やぼうこう炎にもよく効きます。
細菌で炎症を起こしたぼうこうや尿道を、大量のおしっこで流してくれるからです。
スイカの皮も利用できる?
漢方では、スイカの皮は重要な薬の材料で、コレステロールを減少させたり、血管を拡張させる作用をもっています。
普通、私たちは、果肉だけを食べて皮は捨ててしまいますが、中国では皮を漬け物にしたり、前菜料理に使ったり、すべて調理しているようです。
皮の部分に、栄養が多いのであれば、ムダのない利用法ですね。
時間のある時にはぜひ、無駄なくスイカをまるごと食べていただきたいと思います。